釧路湿原は北海道の東に位置し、2万8千ヘクタールという日本最大級の大きさを持つ、自然豊かな国立公園です。
およそ1300種類の生き物が生息しており、その貴重な自然は日本で最初にラムサール条約という国際的な環境保護条約に指定されたほどです。
このツアーでは先住民族のアイヌから畏敬の念を込めてサルルンカムイ(湿原の神)と呼ばれたタンチョウを中心にご案内し、その撮影を通して自然の魅力を体験していただくものとなっております。

写真を特に撮りたい人向けのツアーになります。撮影場所までの送迎付き。北海道の動物達を撮影するために移住してきたプロカメラマンの森山が場所やタイミング、カメラの使い方をサポートしてよりよい写真を撮るお手伝いをしながらご案内いたします

ツアー開催期間
1月4日〜3月15日

ツアーで見られる可能性がある動物たち
タンチョウ、エゾシカ、エゾフクロウ、キタキツネ、オオワシ、オジロワシ、ミンク、エゾリス、白鳥、等々

ツアープラン
冬期間限定のタンチョウと釧路湿原ワンデーツアー

音羽橋・伊藤サンクチュアリ・塘路湖の3ヶ所を巡る釧路湿原1日コースの充実プランとなっております

ツアー概要

◎音羽橋/2時間
タンチョウの寝ている様子を撮影できる場所。冷えた朝はケアラシと呼ばれる湯気のような霧が幻想的です。その霧が近くの木の枝について霧氷となり、登ってきた太陽が逆光で当たるとまるで金色の花が咲いたようです。
その中を起きたタンチョウ達が群れを成して飛び立っていく姿は圧巻です。

◎伊藤サンクチュアリ
沢山のタンチョウが集まる場所として有名。
一時期、十数羽まで数が激減し絶滅の危機に瀕していたタンチョウですが、食料が少ない冬の時期に給餌することによって現在では2千羽を越えるところまで回復してきました。
その活動の走りとなった場所です。
起伏のある地面と背景の暗めの樹林が白いタンチョウの存在感を引き立てます。

◎塘路湖
湖全面が氷結するためその上を歩いて移動することができます。何もない、誰もいない湖の上を歩くのは特別な時間です。たまにキツネがトコトコ。湖周りの木には珍しい大型の鳥、オジロワシやオオワシがとまっています。自然を満喫しましょう。
希望があれば別料金になりますがワカサギ釣りの体験をすることもできます。

おもなスケジュール

05:00 宿泊先にお迎え

06:00 音羽橋

08:00 次へ移動と朝食

08:40 伊藤サンクチュアリ

10:30 次へ移動

12:00 塘路湖周辺で昼食

13:00 塘路湖

14:30 ツアー終了して移動

15:30 宿泊先に到着

※ツアー開始時間は日の出時間に合わせますので時期により多少変更します
時期によるお迎え時間  1月2月〈05:00〉 3月〈04:30〉

※移動の途中で動物に出会った時など、止まって撮影する事ができます。それにより変更した時間はお客様に確認しながら柔軟に対応していきます。

ツアー料金

基本料金1万円と人数分の料金がかかります   税込料金です

大人(中学生以上)1名様につき8千円
3歳以上中学生未満のお子様、1名様につき3千円
2歳以下無料(傷害保険には入りますのでご参加の申告だけお願いします) 

例1) 大人2人と小学生1人の親子でご参加の場合
基本料金(1万円)+大人2人(8千円+8千円)+小学生1人(3千円)=2万9千円

例2)  大人1人でご参加の場合
基本料金(1万円)+大人1人(8千円)=1万8千円

注意事項(必ずご確認ください)

  • 天候や動物の環境変化、お客様の体調によりツアーの中止や変更することがあります
  • プランに傷害保険料金は含まれております、ご安心してお愉しみください
  • プランに食事代は含まれておりません
  • 釧路市内の宿泊先まで無料送迎いたします(それ以外の地域の宿泊先の場合はご相談ください)
  • 長時間寒い場所にいますので暖かい服装でお越しください
  • チャイルドシートのご用意があります、必要な場合は前もってお申し付けください